学歴コンプレックスに悩む人へ|当事者である私の実体験を踏まえた対処方法

「学歴コンプレックス 克服法」で検索すると、「学歴以外で活躍しましょう」「学歴なんか関係ない」「東大は世界の中で遅れている」といった、学歴を軽視した立場からのアドバイスばかりであり、これらは学歴を重んじる学歴コンプレックスの人たちの心には届かないと危惧しています。学歴コンプレックスを自分自身が抱く私の立場からコメントをする方が、学歴コンプレックスで悩む人の心に届くと思います。

参考までに、私の経歴も紹介します。(Twitterの事項紹介を転記)

UUUMネット所属 東大を受験するも失敗し後期で横浜国大へ入学 仮面浪人で東大を目指そうとするもまた失敗し、留年回避のために慶應経済へ再入学。 いつか必ず東大合格を果たすために大学生ながら受験の世界に籠るイケメン。 ブロガーでもあり、インスタグラマーでもある。 〇座右の銘 ・学歴は一生の宝 ・高学歴取得で人生を充実に

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メガりゅう(慶應のすがた)

このブログを見ている人は、みんな学歴コンプレックスでしょうに

高1リュウセイ
高1リュウセイ

それは失礼…(;^ω^)

目次でしょうに

結論:無理に学歴コンプレックスを克服しようとしない

学歴コンプレックスは病気

私は「学歴コンプレックスは病気」と考えている。茶化しているのではない。一生懸命になって受験勉強に取り組んできたからこそ、学歴コンプレックスになっているのである。受験勉強をせず、Fランク大学に入学した人は学歴コンプレックスを抱かないでしょうに。病気は誰でも成りうるもの。学歴コンプレックスになることはごく普通のことなのである。

そして、病気は自力で治すことはできない。インフルエンザに罹った場合、体を温め安静にすることで症状が和らぐことはあっても、それ自体が治療という訳ではない。インフルエンザなら時間が経てば完治するが、うつ病など完治せずにずっと引きずってしまう病気もある。

無理に学歴コンプレックスを克服しようとする必要はない

学歴コンプレックスの人は、自分自身を責めようとする。「なんであの時に第一志望の学校に受からなかったんだ」「もっと勉強方法を変えればよかった」「自分は学歴がないから無能なんじゃないか」

そして「学歴コンプレックスを克服しなくては!!」と奮闘する。どのようにして学歴コンプレックスを克服しようとするでしょうか。

  • 受験とは関係のない分野に挑戦する
  • 「学歴は関係ないんだ」と自分に言い聞かせる

一つ目は悪くはないが「学歴コンプレックスを克服するために他のことに挑戦する」というのには問題があると思う。新しく挑戦することは、本当にやりたいことなのか?「学歴コンプレックスを克服するために新しいことに挑戦する人」の多くがやるのは①留学に行く②大学院入試の勉強をするでしょう。モチベーションの上がらないことを無理にやっても、成功するとは限らない。

メガりゅう(慶應のすがた)

想像してほしい。

学歴コンプレックスを克服するために受験以外のことに挑戦し失敗した結果、「自分は低学歴だから失敗したんだ!」と嘆く様子を。

その後の人生も、失敗をすべて「低学歴」のせいにする人生でいいのか!?

二つ目は、やらないほうが良い。「学歴は関係ないんだ」と言い聞かせることは現実逃避に過ぎない。「学歴が関係ある」と受験期に考えたから大学受験を行ったのでしょう。もし一時的に学歴コンプレックスを回避できたとしても、これから一生「学歴は関係ないんだ」と言い聞かせ続ければなりません。いわば、根本的な治療を行わず、応急処置を一生続けているようなものです。

学歴コンプレックスが発動する時ってどんなとき?

①自分よりも高学歴な人に出くわしたとき

私の場合、横浜国立大学と慶應義塾大学に入学した経験がる。二つの大学でも勝てないのは、旧帝大と四大学連合(一橋、東工大、医科歯科大学、東京外大)である。これらの人と接すると「自分は何て劣っているのだろう」と負い目を感じてしまう。

メガりゅう(慶應のすがた)

上の大学の人たちはメガりゅうに優しくしてね

②受験時代の過去(不合格)を思い出したとき

人間だれしも、生活をしているとふと過去の記憶がよみがえるkとがある。その時「あの時に東大に受かっていれば…」と後悔の心から学歴コンプレックスが発動してしまうことがる。

過去の記憶を思い出してしまうと、なかなか頭から離れない。思い出さないように何か別のことをやっていようと必死になっていても、それも「応急処置」に過ぎない。

③自分よりも低学歴の人が活躍しているとき

これは、もうそのままだが…。

東大

では、学歴コンプレックスにどのように向き合えばいいか

答えは「学歴コンプレックスを抱いていると認める」こと

私は頻繁に低学歴から「学歴なんか関係ないよ」「君は高学歴なのに…」のようなことを言われる。「この人、大した学歴もないくせに偉そうだなあ…。学歴コンプレックスなのかな。」と心の中では思いつつも。

もしも自分よりも高学歴な人を見かけたら「高学歴で尊敬します」と相手の功績を認めましょう。決して「あなたは学歴しか取り柄がないのですね」などと言ってはいけません。「自分が低学歴、相手が高学歴」ということを認めた後なら、それ以上相手も低学歴を責めたりはしません。学歴の世界で生きていたあなたなら、高学歴大学に受かるという結果を出した人がどれだけ偉大なのかは気が付くでしょうに。そもそも「学歴の話をし過ぎるのはマナー上よくない」という風潮があります。「学歴なんか関係ない」などと学歴の話で対立するから相手も学歴の話をすることになる、結局相手の高学歴に対してコンプレックスを抱いてしまうのです。

では、「受験時代の過去を思い出したことによる学歴コンプレックス」に対してはどうするか?私自身、依然として学歴コンプレックスを抱いている。それゆえ「これが正解」というものは発見していない。しかしながら、私が実践しているのは「学歴なんか関係ない!」と言って現実逃避するのではなく、「学歴コンプレックスを、おもいっきり発動させる」こと。一番問題のが、「あの時東大に…」「あの時東大に…」とズルズルと学歴コンプレックスを引きずることだ。だったら、短期間で燃焼させてしまおう。私は学歴コンプレックスが発動されたなと思ったら、受験参考書やYouTuberのWakatteTVを観たりして学歴コンプレックスを発動させている。そして学歴コンプレックスが治まったらまた普段の生活に戻る。

メガりゅう(慶應のすがた)

「東大入試やらないの?」ってよく聞かれるけど、やるよ!しかしメガりゅうの中では「朝鮮戦争状態」すなわち「休戦状態」なんだ。

「いつか東大に受かる。だから今の学歴は最終学歴ではない」というのも学歴コンプレックスの対処法だが一般化しにくいので今回は参考程度に紹介するよ。

さいごに~学歴コンプレックスの人が生きやすい社会になってほしい~

この記事では「学歴コンプレックス」という言葉を何度も使ってきた。「そんなに学歴学歴言わないでくれ」と思う人もいるかもしれない。しかし何度も繰り返すが、学歴コンプレックスは誰にでもなりうるごく当然のものであり、自分自身を責める必要はないのである。「死ぬまで一生学歴コンプレックス」別に良いではないか。もちろん学歴コンプレックスでうつ病になってしまい自殺したら元も子もない。だから、「学歴コンプレックスとの上手な向き合い方」をこの記事では提示した。

学歴コンプレックスの人が生きやすい社会になってほしい。多様性が重んじられる今日、皮肉なことにテーマは「多様」ではない。在日朝鮮人や宗教問題、障害者雇用などが多く取り扱われており、学歴は「学歴差別をやめよう」とされ学歴コンプレックスで悩む人のことは取り扱われない。

学歴コンプレックスで苦しむことは、学歴コンプレックスの人自身が悪いのではない。学歴コンプレックスという、どこに批判を向けることもできない苦しみを、多くの人に知ってもらいたい。

メガりゅう(慶應のすがた)

さいごに、学歴コンプレックスの人へメガりゅうからメッセージ!!

さいごに、学歴コンプレックスの人たちへメッセージ。世界は広い。世界には多くの大学や大学院がある。日本国内では大学院からネームバリューのある大学へ進学することを「学歴ロンダリング」と言い、時に批判の対象とされる。

イギリスの大学院教育はハイクオリティだ。もしも日本国内の学歴に苦しんでいるのなら、イギリスの大学院に進学するのは如何か。ロンドン大学(大学の集合体)という大学は、通信制請教育が盛んであり日本国内からも授業やテストを受けることができる。留学費用も掛からないのでリーズナブル。もちろんイギリスに「学歴ロンダリング」という概念はなく、むしろ学士よりも修士のほうが高学歴という風潮すらある。下にリンクを貼っておく。興味のある人はクリックしてみてほしい。

https://london.ac.uk/

↑ロンドン大学のページ


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2 thoughts on “学歴コンプレックスに悩む人へ|当事者である私の実体験を踏まえた対処方法”

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