あらすじ
目次でしょうに
前編はこちら!!
彼女を助けたい!!
私はスクールカースト1軍だ。しかし、その中では最下位。他の一軍に逆らうと三軍に転落してしまう。どうすればいいことか…。
私は東大受験生だ。勉強は昔からものすごくできる。他の一軍たちよりももっと賢い。例えば、英単語。私の学校では高校一年生は『英単語ターゲット1400』を使用している。しかし私は高1が始まる春休みにすべて暗記してしまった。私はこの当時から『鉄壁』を愛用してる。
週に一回私の学校では『英単語ターゲット1400』の単語テストがある。そして単語テストが終わるとクラスメイトと2組になって答案を交換し採点しあう時間がある。
一軍男子は私を含めて全員で5人。一人余る。もちろん、最下位の私が毎回余る。普段は近くの二軍と交換するか、一軍女子と交換していた。
「そうだ、これだ。」私は気づいた。単語テストが終わったタイミングで答案を彼女のもとへもっていく、そうすれば自然に彼女に話しかけられる。
このことは2つの重要な意味を持っていた。第一に、あくまで答案を交換するという名目で近づけるということ。これなら一軍から批判されることもない。第二に、二軍から見れば彼女が一軍と仲良くなったと印象付けられる。一軍の私という存在が「抑止力」となったのだ。
彼女との席は遠い。わざと目立つように動いた。そして私は天才だ、もちろん満点を取る。そして彼女に言った「お前、バカかよ!もっと勉強しろよ!」そしてボディータッチ。これで仲良しアピールができる。
毎週、私は彼女と答案を採点する。その結果、二軍は彼女に陰口は言わなくなった(少なくとも、私の前では)。問題は一軍だ。
「リュウってあのこのこと好きなの?」一軍仲間に聞かれた。私は勇気を出した。
「そうだよ。付き合ってる。」
もしかすると、三軍に落とされるかもしれない。とても心配だった。
さあ、どうだ…。
「えーーーーー!!」と一軍の男女ともみんな驚いた。
「マジうけるわwww」「リュウって変わった趣味だなあ!!」口々に言う
「いや、可愛いだろ。すべてが。」恥ずかしくなって私は言った。
「まあ、お前も真面目だからお似合いなんじゃねえの!?」何とか一軍の許しを得て公式のカップルになった。
一軍底辺いえども、一軍は一軍。他の一軍も彼女を悪く言わなくなった。さすがに気を使ったのだろう。
これでいじめもなくなる。一安心だ。
セックスは…?
で、問題はセックスをしたかどうかだ。
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