ポケモン好きに悪はなし
メガりゅう語録
ポケモンゲームは、面白いでしょうに
みんなも小学校時代とかに、ポケモンに何らかの形で触れた人がほとんどだと思う。ゲームで出会った人、アニメで出会った人、中には文房具でピカチュウを見た人など、さまざまであろう。
そんなポケモンは、日々進化している。
ゲームの世界では、「種族値」「個体値」などといったものが存在し対戦ツールとして深みを増している。
対戦が面白くなるよう、強すぎるポケモンは弱体化するなどの「調整」が行われる。
そんな「調整」により、ポケモンゲームの中で「不遇」扱いをされているポケモンが存在するよ。
みんなも知っているあのポケモンも存在するよ!
さっそく、紹介していこう!!
目次でしょうに
オニゴーリ
これ、ポケモン??
おっと、間違えた。
このオニゴーリは、ルビー・サファイア(第三世代)で初登場しました。当時の特性は「せいしんりょく」の一択でした。
しかしながら、第五世代に隠れ特性「むらっけ」を獲得します。
この特性がすごいです。
毎ターンごとに、攻撃・防御・特攻・特防・素早さ・命中・回避のどれかが1段階下がる代わりに、どれかが2段階上昇します。
なるほど。
ターン数を稼げば稼ぐほど全体的に能力が上昇していくので、「まもる」「みがわり」を連打し、食べ残しで回復しつつ、回避率上昇による苦戦をしているスキをみて「ぜったいれいど」で相手を倒します。
こうしてオニゴーリは「害悪戦術の代名詞」となってしまいました。
YouTube上では「オニゴーリから国民を守る党」まで誕生したよ。
この戦術に不満が殺到、第8世代で「むらっけ」では、命中率と回避率は変化しない仕様となりました。
これにて、「まもる」「みがわり」戦術はあまり意味がなくなりました。
ポリゴンZ
アヒルみたいでかわいい。
ポリゴンZは、ダイヤモンド・パール(第四世代)で新登場!
特性が「てきおうりょく」で、ノーマルタイプの技の威力が上がる。
もともとポリゴンZは、とくこうが高く、さらにタイプ一致かつ「てきおうりょく」から出す「トライアタック」や「はかいこうせん」は強力であったよ。
どうして弱体化したのですか?
第五世代で「しんかのきせき」という持ち物が登場したんだ。
この「しんかのきせき」という持ち物は、「神か前のポケモンの防御と特防を1.5倍させる」というものだ。
これにより、進化前のポリゴン2の人気が上昇。ポリゴンZは使われなくなった。
「しんかのきせき」によって立場を奪われたポケモンは、ほかにもヨノワールやハピナスが存在する。ハピナスはチャージビーム使いなどで差別化を行っているが、ヨノワールも見る影はない。
ダークライ
あの「メガりゅうVS理科大VSダークライ」で有名のダークライですか!?
なんだそりゃ…
こちらもダイヤモンド・パール(第四世代)で登場したポケモンだ。
ゲームでは、少年に悪夢を見させるというイベントで登場したよ。
このポケモンの強みは「ダークホール」で相手を眠らせること。ダブルバトルの場合、2体同時に眠らせることができるよ。
しかも、この「ダークホール」は命中率が80%!(さいみんじゅつが60%)
高い確率でしかも2体同時に眠らせることができるので、「ズルい」と不評だった。
そして、ダークライはアニメでも嫌がられるよ
アニメでの登場は、シンオウ地方のポケモンリーグ。決勝戦でサトシと戦うのだが、準決勝戦でちょっとしたエピソードが。
懐かしいいいいい!!
準決勝はズバリ「シンジVSサトシ」!!
出場するポケモンはゴウカザルで、このゴウカザル、ヒコザル時代はシンジのポケモンでした。
しかしながら、シンジから「使い物にならない」とボコボコにされ、最終的には捨てられてしまいます。
その結果サトシの手持ちになり、最終的にポケモンリーグでシンジのポケモンとバトル!!
ゴウカザルは「もうか」(ピンチに炎の威力が上がる)を発動させ、シンジのエレキブルを倒します。
感動するでしょうに
全米が泣いた(?)戦いの後の決勝戦、ここでサトシはダークライと戦います。
何でこのタイミングで!?
シンジとサトシのバトルで感動していた中、サトシはダークライ使いにあっけなく倒されてしまいます。
え…
この結末に、視聴者から苦情が殺到したよ
話をゲームに戻すと、「命中率80%でねむり状態にするのはズルい」と言われたダークライ、専用技の「ダークホール」は第7世代(ポケモンXY)に命中率が50%にまで落とされます。
催眠術も命中率が60%なので、かなり運ゲーに頼るポケモンとなってしまいました。
ゴウカザル
さっきまであんなに活躍してたのに…
ゴウカザルの初登場は、ダイヤモンド・パール(第四世代)です。タイプはほのお・かくとう。
シンオウ地方の御三家は、ドダイトス、エンペルト、ゴウカザルの3体から選ぶ。しかし、ドダイトスは弱点が多く素早さが低いためあまり人気がなかった。皆、エンペルトかゴウカザルから選択した。
ゴウカザルは、アニメの世界では上で紹介したサトシのゴウカザルのほかにも、してんのうオーバの手持ちとしても活躍する。かなり優遇されたポケモンであった。
バシャーモと同じタイプだよ
バシャーモは第三世代で初登場。
この2体、役割が同じであり、第四世代では「バシャーモ<ゴウカザル」とみなされていた。この時代、バシャーモは姿を消した。
しかし、第五世代で逆転が起こる。
バシャーモは隠れ特性「かそく」を獲得。毎ターンごとに素早さが上昇する。これにより、人気が急上昇。
つるぎのまい、ビルドアップ、みがわり、バトンタッチなど、テクニカルな技を多く取得する。
加速の習得は大きかった。アチャモでさえ「まもる、つるぎのまい、きしかいせい」のコンボで伝説のポケモンを倒していたよ。
そして、第六世代。
メガシンカの登場でさらに強化。もちろん特性は「かそく」。
ゴウカザルとバシャーモは役割が同じのため、ゴウカザルに出る幕はなくなったのであった。
ポケモンは大学生がやっても面白いよ!!
バトルしようぜ!!