高校の部活動選び|イケメン陽キャラはこうしてリア充生活を獲得した

私は高校に入りイケメンかつコミュ力最強だったためにクラス内で中心的存在のスクールカースト一軍に入った。高校生活を充実させたいと思い、東大入試や友達付き合いなど様々なことを行う。部活動も積極的に行おうと思った。そんな私は、水泳部に入ることを決めた。水泳は小学校時代から少しやっていたため、自分でもできそうだなと感じたためだ。水泳部で思いっきり青春するぞ!と決めていた。そして、夏休みには水泳大会がある。

あらすじ

今回は質疑応答から入るぞ!!

リア充高校生生活を送る方法として、部活動の観点から述べよ。

高校に入学すると初めに部活動説明会や体験入部がある。とにかくたくさん体験入部に参加するべきだ。興味がない部活動であっても、誘われたら積極的に参加する。たとえ入部しなくても、それにより人脈が広がる。そしてたくさんの体験の中から入りたい部活動を選ぼう。部活内容のみならず、どのような人が入部しているかも見極めよう。

活動はいくつ入るのが適正か。

私は運動部1つ、文化部1つが適正だと考えている。さすがに運動部2つは練習が大変だ。文化部の場合、活動日が週1回という場合もある。それでは少ないという場合なら、運動部1つ、文化部1つ、がよい。いろいろなことに参加してみよう。

陰キャラなので一人では体験に行きにくい。

その場合、クラスメイトでコミュ力のある人と一緒に行ってみるとよい。上手くサポートしてくれるはずだ。最悪、勇気を出して一人で行ってみるのも手だ。一人で行っても、体験先にクラスメイトがいる場合もあるし、一人で行っても不自然ではない。先輩が優しく接してくれるだろう。

では、本編にいってみよう!!


一学期春、部活動選び

せっかく高校に入学したのだから、部活動も楽しみたい!ってなわけで、部活探しを始めた。私は4月時点でかなり友達は多かったのでいろいろな人から「リュウくん、今日の放課後あの部活見に行こうよ!」と言われた。誘われれば基本的にどの部活の体験にも参加した。4月時点ではまだスクールカーストが確立していなかったため、これから二軍に入る人たちも私に気軽に話しかけることができた。一番ビックリしたのはクラスメイト(のち二軍に入る)からアメフト部の体験に誘われたことだ。

「リ、リュウくん。」ガタイのいいクラスメイトが私に声をかけてきた。「あのさ、一緒にアメフト部の体験行ってくれない?俺、コミュ障だからリュウくんのサポートが欲しいんだけど…」

うわっ、話したことない人が話しかけてきたぞ。強そうだし、怒らせると怖そうだな。それにしても、そのガタイでなんでそんなメンタル弱いんだよ…。とか思いながら私は次のように答えた。

「いいけど…。おれ君みたいにマッチョじゃないよ?」

「大丈夫だよ。マネージャーとして入部することもできるから。ほら、リュウくんてかわいいじゃん。」

「お、おう。」こいつはホモなのか、それとも単にコミュ障なのか、どちらかは分からないがとりあえず行くことにした。結局、私には合わなかったので入部なかったのだが。

茶道部にも行ってみた

茶道部に興味が湧いた。茶道で提供されるお茶の味がどのようなものなのか気になったのだ。

クラスメイトの女の子たち(のち二軍に入る)が茶道部に入るということだったので「今日体験に行ってもいい?」と聞いてみた。

「もちろんいいよ!リュウくんが来てくれれば部活も盛り上がるよ!」と口々に言ってくれた。

早速放課後に一緒に連れてってもらった。女子部員が20人くらいで、男子部員が私を含めて2人だった。

「よろしくお願いいたします。」などとあいさつをそれぞれが行っている。私はお茶の味が気になっていたので、内心「早くお茶出せよ」と思っていた。しかし、茶道において礼儀は重要らしい。私も「どうぞよろしくお願いいたします。」と答えた。

部員の人々は、みな優しかった。私は正座を長時間する経験がなかったため、すぐに足がしびれた。「どうぞお気楽になさって。」皆、私を心配するも、下手に動かすと余計に動けなくなりそうだ。

「お構いなく。」と答える私。

「リュウさんって、面白いのですね。茶道は我慢するものではなく楽しむものですよ。」

「あ、はい。では少し足を崩しましょう。」私は足を伸ばした。

その後も部員同士での会話が続いた。あまりはしゃいではいけないのだろうなと思い、私はあまり話さなかった。

今日はこの辺にしましょう。と声がかかったので、私も立ち上がった。

その時だ。私は足のしびれでふらっとした。

そして近くにいた先輩部員が私の手を取ってくれた。「大丈夫ですか?少しイスでお休みになって。」

「あっ、はい。すみません。ありがとうございます。」私は言われるがままにイスに座った。

何て優しい人たちなんだ。私は感動した。「早くお茶を出せ」と心の中で考えていた私が恥ずかしくも感じた。

決めた。一つ目の部活はここにしよう。

パソコン部、茶道部、バレーボール部、バスケットボール部、他にもいろいろと行ったが、私に合いそうな部活が見つからない。

水泳部にも入ったよ!

私は小学校時代から水泳をやっている。タイムは早くない。泳ぐのが好きなのだ。

しかし、水泳部に入ろうとするクラスメイト(一軍から三軍まで)はいなかった。高校に入ると友達が多くでき、常にだれかと行動している状態だった。どのクラスメイトに声をかけても、水泳部に入ろうとしている人はいない。だから一人で部活動見学に行くのは気が引けた。もしも「君、一人?友達いないの?」と聞かれたらどうしようかと心配だったのだ。

しかし、水泳部には入りたかった。真夏のプールで青春を行う。感動だ!!

勇気を振り絞り、一人で体験に行った。私はコミュニケーションスキルに長けている。第一印象が重要だ。

「体験に来ました!!」私は自慢のニコニコスマイルで言った。当時の私は自分のことをイケメンだとは思っていなかったのだが。

「おう!よろしくな!!」と、サワヤカ系イケメンの安房鴨川先輩(安房が名字、鴨川が下の名前)が言ってくれた。後になって分かったが、この人もスクールカースト一軍だ。

外房線。水泳部の先輩だ

「あ、リュウくん!同じクラスの勝浦だけど!」と女子が話しかけてきた。のちにカースト二軍に入る。内心で私は「誰だこの人、なんで名前知ってるんだよ」と思ったのだが。

「おう!よろしくな!!」私は言った。

「リュウくんに話しかけたいと前から思ってたんだけど、話しかけにくかったから話せてうれしいよ!」

「え、おれ話しかけにくいの?」

「だってリュウくんクラスの人気者じゃん!私なんかが話しかけたら悪いと思って!」

「普通に話しかけていいよ!あと、呼ぶときリュウでいいよ!」

「よろしくねリュウくん!あっ、リュウ!」

私は人から慕われやすい性格なので、基本的に人とすぐに仲良くできる。

初日でたくさんの友達ができた。大原くん、鴨原くん、御宿くんなど、みんな水泳が得意で明るい性格の人が友達になった。

私が水泳部の中で一番親しくしていたのは隣のクラスの上総一ノ宮くん(上総が名字、一ノ宮が下の名前)だ。上総一ノ宮くんは私と同様、身長が高くイケメンだ。泳ぐのも速い。みんなからは「快速」ないし「総武快速」、「快速・上総一ノ宮」と呼ばれていた。ちなみに身長は11両編成だ。のちに隣のクラスの二軍に入る。

「君はリュウくん?」上総一ノ宮くんが話しかけてきた。

総武快速線。水泳部の友達だ。

「そうだけど、なんで知ってるの?」私は疑問に思った。

「そりゃ、君は学校中で有名だよ。クラスで、はしゃいでるんだってな!」

まさか私の存在が他クラスにまで広まっているとは…。

「恥ずかしいな!まあ、よろしくね!!」

私が高校ではたくさんの友達に恵まれた。そこでコミュ力を高めた。こうして私の青春時代は始まったのだ。

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