現役時代に東大文科三類に不合格となったメガりゅう。再度受験するために浪人することを決めた。現役時代に駿台吉祥寺校に通っており、浪人は駿台御茶ノ水校で勉強しようと考えた。しかし私は自称進学校の出身で、予備校に友達はいなかった。その後、どのようにして友達を増やしていくのか!?
目次でしょうに
東大落ちメガりゅうの自分史~一浪し駿台に入学した~
今日は「駿台御茶ノ水時(一浪時代)について振り返ってみよう!
この時代を一文字で表すと、どうなりますか?
それは、「受験という苦難の時代であっても、予備校での浪人生活という貴重な経験をした時代」だったよ
あっ…。
駿台予備校での私の体験談(自分史)
私は都内の高校出身だ。いわゆる自称進学校であり、知名度の高い超進学校ではない。私は4月に駿台御茶ノ水校に一人で行った。「一人で行った」ということに違和感を抱く人もいるかもしれない。知名度の高い超進学校の場合、同じ高校の友達が何人も駿台御茶ノ水校に入学する。知名度の高い超進学校の場合なら、新たに友達作りをしなくても既に同じ高校出身の友達が予備校に存在する。「一人で行った」私からすれば非常に羨ましい限りだ。
周囲の人間が、頭のいい高校出身でしかも友達がすでに存在する。進学校でなく且つ友達もいない、私はそれに対する強いコンプレックスを抱いていた。その状態で4月は通学していた。
今でこそ、自分は高学力だと思っているものの、駿台にいる時は劣等感の塊だった。
友達がいない、私は困っていた。
高校時代は、周囲の人から話しかけてもらえたので、自分から話しかけることはなかった。しかし、自分から話しかけないと友達は出来ないと考えた。私は社交的な性格であり、私は周囲の人にどんどん話しかけようと考えた。
一日目は、様子見。周りにどんな人がいるかを確かめた。実際のところ、陽キャっぽい人も何人かは存在したので、話しかけやすそうであった。その日は、誰とも話さずに予備校から帰宅した。
二日目。近くの人に話しかけてみた。「あーよろしく」こんな感じで軽く挨拶をしたが、お昼休みになるとワイワイ話すことができた。高校時代のこととか、勉強のこととか。特に「どこで普段勉強しているか」について盛り上がり、自習室の人もいれば喫茶店で(オシャレ!)勉強している人もいた。
第一週目には日本時の授業もあった。日本史は選択制のため席は自由だ。だから仲良くなった人の近くに座った。授業開始までに時間があるので、そこでもお喋りをした。
クラスに何人か話せる人ができたとしても、孤独感は消えない。
授業が終われば帰宅する人、自習室に行く人など様々であり、そこでは一人になってしまう。高校が同じ人同士で「フロンティアホール」(駿台にある休憩室のこと。お喋りばかりする人もおり時に批判の対象にもなる)で勉強やお喋りをする人もいる。私は同じ高校の友達で駿台に入学した人はいなかったので、一人であった。また、4月では他の高校の輪に入る勇気もなかった。
ある日、自習が終わって帰ろうとしていた午後9時。私は駿台一号館で自習をしていた(普段の授業は3号館で受けるが、気分転換に1号で勉強していた)。エレベーターの中で、ある人が私に話しかけてきた。
「もしかして、りゅうくん?」
私は初め、その人が誰だか分からなかった。同じ駿台3号の誰かだろうと思っていた。
「おれだよ!ヒロキ(仮名)!」
思い出した。小学校の時の親友だった。
「えっ、駿台に通ってるんだ!」
とても嬉しかった。数年ぶりに昔仲が良かった友達に会えたこと。
帰る電車が一緒だったので、一緒に帰った。そこで私は悩みである、友達ができないこと、周囲の人たちに対して学力面で劣等感を抱いていることなどを話した。その友達は明るく、また都立の最難関校出身であったが、私と同様4月では友だちはそこまで多くなかったそうだ。他にも、高校時代の思い出や志望校等、短い時間であったがたくさんお喋りした。
そこで感じたのは「やっぱ友達っていいな」ということだ
私はこのブログでも、何度も「友達は重要だ」ということを主張してきた。駿台御茶ノ水校に入学した4月、友達が周囲にいない状態で急に旧友と再会できたことは非常に嬉しかった。それが、人生の励みになった。
その後は周囲の人にどんどん話しかけた。「周囲の人は自分よりも頭がいい」。そのコンプレックスを抱きながらも、私は積極的に話しかけ一躍駿台の有名人になることができた。中には私のことを良く思わない人もいたと思う。学力が低いのに調子に乗ってクラスで友達作りをしている、ここは勉強するところだぞ、と。しかし、それでも私は周囲に追いつくための勉強は怠らず、その上で多くの人に話しかけた。中には私と同じ境遇の人もおり、「話しかけてくれてありがとう」と言ってくれた人もいた。
私は、駿台で一年間東大を目指すことを決意した。駿台の中では劣等生であったものの、良いスター度ダッシュを決めることができた4月であったのだ。
まとめ~駿台に入学した時の思い出
駿台に入学した時の思い出
4月に予備校生活で重要なのは、周囲の環境になれることだよね
そうだね。この記事では友達作りについて書いたけど、予備校の授業に慣れることも大切だね。
駿台は、英語だけでも英文読解とか英作文とかたくさんの授業があるよね。
どこで自習するか、予習復習はどのようにやるかなど、勉強のペースを考えることが大切かな!
メガりゅうは、結局第一志望に落ちてしまうので、このアドバイスは第一志望合格というよりは「充実した浪人生活(予備校生活)を送る方法」という観点から記述しています。
予備校生活に不安を抱く人が多いだろうと思い、その助けになりたいと思っています。
FAQ(質疑応答)
浪人をする人は多い。しかし、多くの人は河合塾に行く傾向にあった。私は現役時代から駿台生であったので、駿台に入学することを決めた。
面白い人が多かった印象である。少なくとも文系コースは、「ガリ勉」タイプの人は少ない印象だ。もちろん、真面目に勉強をする人がほぼ全員である。
5人くらいである。
もちろん、勉強時間を確保することは大切だと考える。しかし、浪人生は勉強の時間は十分に確保することができるので、メリハリをもって、良い人間関係を築き上げながら受験勉強をすることが重要と考える。安定したメンタルを確保するという観点でも、受験に良い影響を与えることができると考える。
うぜえんだよゴミムシ消えろ死ね