コロナで大学退学者増加!?早まる前に知ってほしいこと

高1リュウセイ
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武漢肺炎(新型コロナウイルス)の影響で大学退学者が増加するのではないかという記事を見つけたよ

コロナ禍の影響で、全国の国公私立大のうち少なくとも190大学が、「経済的理由による退学・休学者」が今年度末に増えると予想していることが、朝日新聞と河合塾の共同調査「ひらく 日本の大学」でわかった。不況による学生の家計悪化が続き、今後、「経営が困難な大学が増加する」と予想する大学も回答者の8割を超えた。

190大学、年度末に休退学増加を予想 コロナで生活苦(11月29日朝日新聞デジタル)

この記事が出る前から、ニュース等で武漢肺炎(新型コロナウイルス)の影響で大学退学者が増加しているという記事は多くみられる。

しかし、武漢肺炎を理由に大学を退学するというのは妥当な判断なのか?そして、武漢肺炎の影響で本当に大学退学者は増加するのか?

今回は、これについて考えていきたい。

メガりゅう(慶應のすがた)
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コロナ流行で、なぜ大学を退学するのか?

メガりゅう(慶應のすがた)
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理由は大きく分けて2つ。①オンライン授業ばかりでつまらない、②授業料を払うことができない

理由① オンライン授業ばかりでつまらない

高校を卒業し「大学で学びたいことを学ぼう!」と意気揚々としていたら、オンライン授業となってしまった。「せっかく友達をたくさん作りたかったのに…」と思う人も多いだろう。

思っていた大学生活と違う」多くの新入生がこの感想を抱くと思う。

理由② 授業料を払うことができない

人によっては、アルバイトをして授業料や生活費を稼ぎながら大学に通おう、と思っていた人もいると思う。

武漢肺炎の影響で、しかしながら、アルバイト先が休業となってしまいお金を稼ぐことができなくなってしまった。ないし、アルバイト先が見つからない、このような人も多いだろう。

大学を退学すべき人とすべきでない人

大学を退学すべき人は「大学受験に未練がある人」

高1リュウセイ
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え、武漢肺炎関係なくないですか?

大学受験に未練がある人は、今がチャンスだ。

「大学退学」というのは日本の大学生の母集団の中でも、少数派だ。大半の人は入学した大学を卒業するでしょうに。

大学を退学すれば、将来、「あなたはなぜ大学を退学したのですか?」と聞かれることは多いだろう。私自身、「横浜国大→慶應」と不本意ながら大学に二つ通っているが、この質問はしょっちゅう聞かれる。

この質問にうまく答えられないと「この人は飽きっぽい性格だ」「わがままで大学を変えた」のような悪印象を持たれてしまう。

しかし、今ならどうか?

「武漢肺炎の影響で大学を退学しました」と言えば「それなら仕方ないね」というムードになる。

メガりゅう(慶應のすがた)

ここで言いたいのは、賢い人は、どんな状況でも「自分の上手いように利用できる」ということだ。

確かに武漢肺炎で誰もが生活に不自由を感じているだろう。しかし、この「自粛生活」を上手く活用できた人は、良い成果を出している。

オンライン授業で通学の手間がなくなったからブログを書いてみよう。オンライン授業の需要が高まったおかげでE-Learningが充実したから利用してみよう。など、不謹慎かもしれないが自粛生活でニューノーマルな生活様式が出来上がったのは確かだ。

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再受験、やってみるのもアリだよ。

再受験、やってみるのもアリだと思う。これは武漢肺炎の有無にかかわらず、再受験をできるのは人生において若いうちだけだろう。せっかく受験業界でもオンライン授業が発達し誰で受験勉強がし易くなったのであるから。

入りたくない大学に入学し、しかも友達もできない。思っていた大学生活と全然違うと後悔するのであれば、再受験をお勧めする。

逆に言えば、これ以外の理由での大学退学はお勧めしない。

大学を退学すべきでない人は「周囲に流されてしまう人」

行動経済学や心理学の用語に「同調行動」という言葉がある。

「女子高生の間で人気!」「東大生の実に3人に一人が利用しているノート」のように、「みんながそう考えている」というものに人は流されやすい傾向がある。

これは人の心を操ることもできる。メディアはこれを使用し、流行のアイテムや政治思想などを操作する。

日本の例で言えば「民主党政権」が当てはまる。当時は「自民党は時代遅れでこれからは民主党!」と論客が口々に言い、印象操作を行った。

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果たして、「コロナの影響で退学者が増加する」というのは本当なのか?確かに、朝日新聞と河合塾が調査を行い、そのような予測が出ているのは確かだ。

「朝日新聞の記事で退学者が増加するって書いてあった!みんな退学しているみたいだし自分も退学しなくては!!」と考えるのは、待ったほうが良いだろう。

もしも、実際には武漢肺炎の影響で退学者が増加していなくても、朝日新聞はあなたの人生について責任は取らない。

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例えば、読売新聞では、このような記事もある。

国公私立大学などの学生の今年4~8月の中退率が0・38%だったことが、文部科学省の調査でわかった。昨年の同時期と比べて0・1ポイント減とほぼ横ばいで、新型コロナウイルスによる悪影響はみられなかった。

大学中退率横ばい、コロナ影響みられず…授業料の猶予は増える(10月17日読売新聞)

周囲に流されてしまう性格の人、大学退学は留まったほうが良いのではないか?

総括:社会に流されず自分の信念を貫こう

常に退学者数は一定数存在する

退学理由のトップは、第一志望に合格したいから(仮面浪人・再受験)、企業などの別のことに挑戦したいから、思っていた大学生活と違った(オンライン授業かどうかに関わらずそう思う人はいる)、である。

例えば、横浜国大は残念ながら退学率が50%くらいある。(第一志望の国立を落ちて後期で入学した人が再受験をするため。学生数が少ないため一人退学するだけで割合が多くなる)

武漢肺炎がなくとも、退学者数は一定数存在する。

以前、《立命大生の一割が退学検討》という記事を見かけた。一割の学生が退学を「検討」(退学するとは言っていない)など、ごく普通なのである。

ニワトリとタマゴ

最後に、「ニワトリとタマゴはどちらが先か?」という議論がある。これは結論が出ないのだが。

先ほどの朝日新聞の記事にある「年度末に退学増加を予想」についても、必ずしも「武漢肺炎の影響による退学者が増加したから、そのような記事が生まれた」のではなく、「退学増加に関する記事を読んだ影響で、退学者数が増加する」のかもしれない。

メガりゅう(慶應のすがた)

ハッキリ言ってさ、あの…。言っちゃおうかなア…。

ここからはメガりゅうの本音を語るので、必ずしも見る必要はありません!!どうしても見たい人だけ、下の「Pages2」をクリック!!

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