東大は別格
メガりゅう語録
東大合格者に「贈る言葉」を発表したいと思う
「贈る言葉」って、格上の人が格下に送るものでは…!?慶應じゃ東大に勝てないだろ!
不合格者の気持ちが、合格者に伝わればと思ってね
今日は、3月13日。その3日前に東大入試(前期試験)の合格発表が行われた。
私は東大に受験し、かつて不合格となってしまった身分である。その後、横浜国大や慶應に入学するも学歴コンプレックスが残って現在に至る。
では、東大合格者への「贈る言葉」行ってみよう!!
目次でしょうに
東大合格者に伝えたい「たった一つ」のこと
それは、世の中には勉強で挫折した人が多く存在するということ
例えば、東大入試の場合、倍率が約3倍である。
つまり、1人の東大合格者は2人の「犠牲者」のもとに存在する。1人が喜べば、2人悲しむ人がいる。東大合格者の皆さんには、特にこの事実を知ってもらいたい。
不合格者は、合格者が羨ましいのは当然だ
だから、東大合格者は、不合格者の分も思いっきり東大生活を楽しんでほしい。勉強だけでなく、サークル活動や学園祭、青春なども。東大のサークルには、女子大の人なども参加する。もちろん、東大生目当てで。日本社会の頂点である東大生が思いっきり楽しめば、日本社会も明るくなるだろう。
頑張って勉強しているのに報われない人も多数いる
私は家庭教師をしている。主に高校生を教えている。
中には、勉強がものすごく苦手な子もいる。高校2年生の理系で二次関数が書けない子や、高校3年生の文系で「平安時代」「鎌倉時代」「室町時代」の時系列が答えられない人もいる。
彼らは決して不真面目ではない。私の面白い授業を楽しく受け、しっかりと覚えようとしてくれている。
しかし、真面目に勉強しても、次の週にはすっかり忘れてしまっている(私の面白い雑談は覚えていてくれるのだが…)。
どうやったら彼らに楽しくそして勉強を身に付けてもらえるか、私は常に考えている。
東大生は日本の将来を担う人材だ。東大生の大半は、昔から頭の良かった人(小学校時代にお受験をし、進学校に進学する人)が多い。しかし、世の中には小学校で勉強につまずき、公立中学で勉強するもほとんど勉強が分からない人がたくさんいる。(そのような人は、高卒で就職するか、Fランク大学に通う。そして、貧困層に入ってしまう)
東大生は日本の将来を担う人材だ。勉強が苦手な人がたくさんいることは、知っておいてほしい。公立中学には、貧困家庭にいる生徒や、イジメに合う生徒などいる。東大生が過去に経験したことのない劣悪な環境が、そこにはある。
政治家になる人、公務員になる人、コンサルになる人、塾講師のバイトをする人、東大には様々いるが、弱者に寄り添った日本社会にしてほしい。
彼らの多くは「勉強はイヤなもの」という印象が強く根付いている。
彼らの多くは「勉強はイヤなもの」という印象が強く根付いている。予備校で質の高い授業を受け、東大の過去問を解いた私からすると、高校の勉強というのは新しい発見を多くさせてくれる、とても楽しいものであると考える。決して、単なる暗記ではない。しかし、勉強が苦手な子は、英文法や数学の公式などの基本事項を覚える時点で躓いており、それ以降の自分で物事を考えながら問題を解く楽しい領域まで到達できないまま高校を卒業する(東大の日本史は、暗記問題ではなく推理問題を解いているような楽しさがある)。
私は東大を受けたが不合格となってしまった。東大合格者のほうが頭は良いし、もっと質の高い授業を受けているだろう。そのスキルを、勉強が苦手な人たちに使ってほしい。彼らの中には真面目に勉強をしている人もいる。しかし勉強の仕方が分からず、基本事項の暗記に躓いてしまう人が多い。
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まとめ~東大生の責任
東大生として最高の人生を送ってほしい
私は決して「東大は税金で賄われているから国に貢献しなくてはならない」と言うつもりはない。私も横浜国大の学生だった時代もあり、「国立大学の学生は国に貢献すべき」のような意見を目にしたことはある(税金で仮面浪人・東大受験していたと思うと、私は恵まれていたのか)。出来れば国立大学の入学式・卒業式で「国旗」「国歌」は行ってほしいのだが。
私がここで述べたいのは、そのような税金の話ではない。東大生の持つ責任とは、「東大生として最高の人生を送ること」だと思う。それは、他の大学生では当然できないことだ。「東大」のブランドがあれば何でもできる。東大生YouTuberとしてYouTube活動をしたり、家庭教師として大学受験生に勉強の楽しさを伝える、インカレサークルでサークルを盛り上げる、何でもいいので東大生として最高の人生を送ってほしい。
東大は歴史のある大学
東大文学部からは、三島由紀夫、川端康成、夏目漱石、正岡子規、芥川龍之介などの著名な文豪を輩出した。彼らの影響を受けた他の学生も、文学家になりたいと影響を受けただろう。また、彼らの文学作品のおかげで後世の人々が近代日本への理解を容易くした。東大はどの時代であっても、日本を先導する存在であった。それは今も変わらないと思う。
東大生が最高の人生を送れば、「私も東大生になって、彼らのように人の役に立ちたい!」と思う人が増えるだろう。そして「受験勉強がしたい」「東大に入っていろいろなことにチャレンジしたい」このように考える高校生も増え、きっと勉強への意欲がもっと高まるだろう。
「高校の勉強は役に立たない」「偏差値は時代遅れ」などと、「教育離れ」が深刻な現代、これを食い止めるのは、教育の最高機関である東大生の力が必要だと思うのだ。