目次でしょうに
はじめに
スクールカーストという言葉を誰もが耳にしたことがあるだろう。私はルックスがよく、コミュ力も人一倍あり面白い性格なためスクールカースト一軍に入ることができた。しかも学力が高く、東大受験も行うというハイスペックな人間である。
スクールカースト一軍に対して読者諸君はどのような感情を持っているだろうか。「陽キャラ」や「クラスの中心人物」といったプラス評価をする人もいれば、「邪魔な存在」や「生意気」などのマイナスな評価をする人もいるだろう。
今回は、「東大受験生かつスクールカースト一軍」の高校生活に焦点を当てて考えていこうと思う。
私の一日
高校一年生時代の私の一日
- 8:00 学校到着
遅刻のデッドラインは8:30だ。しかし私は少し早くに登校する。なぜかというと、この時間に私はスクールカースト二軍の友達とおしゃべりをするのだ。学校が始まってしまうとスクールカースト一軍と一緒にいる時間がどうしても多くなってしまう。なるべくスクールカースト二軍の友達とも遊びたいので、この時間を用いる。
- 8:30 学校開始~ホームルーム~
毎朝ホームルームが行われる。陰キャラ三軍は大人しく俯いているが、スクールカースト一軍は教室を盛り上げる。それを二軍が面白そうに聞いている。
- 8:50 一時間目~現代文~
一時間目が始まった。一軍は依然としてうるさい。授業が始まると他の一軍は大人しくなる。睡眠時間だ。人間にとって睡眠は重要だ。だから時間があればすぐに寝る。人間の本能のままに生きるのが一軍だ。
では、私は何をやっているか。私は一軍雖も東大受験生だ。授業なんか聞かずに現代文の時間は読書に励む。今までに読んだのは、『ワイルドスワン』(日本語版)、『源氏物語』(原文)、『いま、女として』などだ。高校の現代文は、教科書の文章の解説であり、受験という観点では何の役にも立たない。定期テストでは、教科書の文章を暗記する。何の意味もない。 - 9:50 二時間目~数学~
今度は数学だ。数学は先生が怖い。だから他の一軍も授業をしっかりと聞く。私は何をやっていたか。私は文系数学なら小学校のうちに終了させているので、学校の指定教材になっていた『サクシード』をやっていた(『青チャート』の劣化版)。とくに章末問題を解くのが楽しかった。
- 10:50 三時間目~体育~
体育は一軍みんなが楽しみにしている授業だ。一軍はみんなイケメンなので、私を含め着替え中にどさくさに紛れてボディを周りに見せつける。
授業中はもちろん一軍が中心になって盛り上げる。 - 11:50 四時間目~日本史~
日本史は私の得意教科だ。高校の授業でやることくらい、雑学レベルとして私は既に知っている。私は日本史の知識を人にひけらかすのが好きなので、授業が終わると一軍仲間に向かって日本史の知識をひけらかす。
- 12:50 お昼休み
一軍はクラスの中心で食事をする。一軍最下位の私が購買へみんなの食べ物を買いに行く。
イケメンかつコミュ力最強軍団なので、毎日会話が途切れることがない。
お昼休み中の一軍は、とにかく盛り上がる!二軍はそれを見て笑っている。 - 13:50 五時間目~生物~
午後の授業は眠くなるもの。一軍は皆寝ている。私も寝ちゃう。生物は私の受験科目ではないのだ。時には休憩も重要。私は一日のうち一時間までは睡眠に使うと決めていた。
- 14:50 六時間目~英語~
英語は重要だ。だから一軍ですら授業を聞く。私も授業は聞く。ハッキリ言って、英語の授業は誰がやっても「そこそこ」の授業にはなる。長文は訳を言い、文法はただひたすら暗記を求める。これでもまあ悪くはない授業になるのだ。※もちろん、予備校の授業には及ばないが。
- 16:00 放課後
放課後は、やんちゃな学生がタムロすることが多い。しかし、受験で成功させたいなら、早く帰ったほうがいい。
他の一軍は、各自部活があるのですぐに部活へ行く。私は水泳部だったが、練習は週に2回くらい。そのためすぐに帰る日のほうが多い。
もちろん、彼女と帰るのだが。
まとめ
一軍には入れれば、学生生活はエンジョイできるぞ。