高校に入学し友達をたくさん作りたいと思ったメガりゅう。はじめは良好だったがグループが形成されると焦りだす。その中で私が入ったグループがスクールカースト1軍。しかし、その中では最下位の影響力だ。
あらすじ
目次でしょうに
きっかけは突然に
高校のクラスで役割決めがあった。学級委員から美化委員、体育祭実行委員に文化祭実行委員などがあった。
そこで、誰が文化祭実行委員になるかという話になった。これを決めないとみんな帰れない。
「おいリュウ、お前がやれ。」ほかの一軍が言った。私は一軍いえども最下位なので他の一軍には逆らえない。受験勉強で忙しいのに…。
「じゃあ、やっちゃおうかな!(*’ω’*)」と私は名乗り出た。文化祭実行委員はクラスから男女の合計2名が選出される。
もう一人は誰だ。きっと一軍女子から選ばれるだろう。そう思った。が、
「わたし、やります。」と言ったのは、
なぜか、陰キャラメガネの三軍。
「え?」私は動揺した。なんで自分が三軍なんかと…。
「おい二軍!お前たちの中から選べ!誰でもいい、手を挙げろ!!」こう言えばきっと誰かしら手を挙げただろう。一軍の命令に二軍は逆らえない。しかし勇気が出ず言えなかった…。
「まじめな子と一緒でよかったじゃん!」ほかの一軍仲間がからかう。
「罰ゲームかよ!?」と言い返す私。
文化祭実行委員になった
こうしてイケメン一軍の私は、陰キャラ三軍の子と文化祭実行委員をやることになった。
「静かにしてください!これから出し物を決めます!」三軍の子は言った。でも、静かにはならない。「静かにしてください!静かにしてください!」
「おい、出し物決めるぞ。」私が言うと一瞬で静かになった。一軍に目を付けられては困る。二軍たちはそう思ったのだろう。三軍はスマホや読書など自分たちの世界で没頭している。
「ありがとう。」三軍の実行委員は私に言った。しかし私は、それを無視した。
ある日の昼休み、私がクラスの中心で他の一軍仲間とおしゃべりをしていた時、三軍の実行委員は私のもとへきて話しかけた。
「部屋のレイアウト、一緒に決めない?」
えっ…。私は困った。三軍の人は一軍の人に話しかけてはいけないという暗黙のルールがある。それを破っている、でも皆がみている。無視するわけにはいかない。
「なに?リュウに用があんの?」他の一軍仲間に案の定、責められていた。
「うわっ、意識高っ!」「ワタシ、こういうの無理だわ~」一軍女子からも責められる。
私は仕方なくその子を学食に連れ出した。
「いいか、他の人が見ている前では、おれに話しかけるな。合図をしたらおれから声をかける。」私は、三軍の子に注意した。この子のためだ。
そして文化祭の出し物のお化け屋敷は、終了した。
実行委員は片付けがある。それも終わった。
次ページで遂に童貞を卒業する瞬間が…!Let’s GO!!
消えろゴミ