東大を目指すということは異色な存在だと思われる
そのため、東大を目指しているだけで異色な存在だとみなされます。
文系の場合、多く人の選択科目パターンは、以下の通りです
パターン①:歴史一科目&数学
パターン②:歴史一科目&公民一科目
パターン③:歴史、公民、数学から一科目
しかし、東大志望者の場合、「地歴二科目&数学」が必須です。
(地歴二科目…日本史B、世界史B、地理Bから二科目選択)
私の場合、日本史と世界史を選択したので、日本史の授業前に世界史の復習をするということもよくありました。
これは周りから異色の目で見られます。
進学校の制服を着て、友達と東大受験の話をしている様子が、羨ましく感じます。
合格の可能性は極めて低い
理由は主に二つ
①東大に受かるためのカリキュラムが備わっていない
②そもそも学力が足りない
①カリキュラムの問題
まずはカリキュラムですが、非進学校に通う大半の学生の学力は低いです。
そのような状況で東大入試が求めるレベルの問題を取り扱うと、ほとんどの人が授業についていけなくなり、授業を聞く人の人数が減ってしまいます。
※東大入試は、単に知識を暗記すればいいという訳ではなく、思考力が重要視される。高校の授業で覚えたことを受験生が主体となって使いこなせるようになることが必要。しかし、一般の高校生は教科書レベルの知識すらないので、思考力を高める授業をすることはできない
先生もそれは避けようと、授業のレベルは落ちます。
そもそも、授業を行う先生自体が、低学歴の場合がほとんどです。
そういうしょうもない人が、東大入試で求められるような内容を理解しているはずがありません。
②学力の問題
私も含め、非進学校の高校生は、学力が低いです。
ここでいう学力とは「知識量」ではなく、「思考力」と「着眼点」
難関の中高一貫校に通う学生は、小学校のころからお受験をしています。
その過程の中で、自然と思考力が身に付きます。
特に差が付くのは、数学(算数)の図形問題、整数問題です。
この図形の角度はどこと等しいだろうか、これらの整数にはどのような共通点があるだろうか、といった「実験」をして考える問題は、我々高校受験組の非進学校生にとっては浅はかな経験しかなく、中高一貫生に立ち向かうのは困難です。
長い経験の中で、中高一貫生は「思考力」と「着眼点」を自然に身に付けるのです。
繰り返し言います。「小学校のころからやってるから」「自然と」問題が解けるのです。
高校受験組がいくら教科書を丸暗記したところで、一日10時間勉強したところで、追いつくのは困難です。
※もちろん、このことは国語や社会科にも当てはまります。
まとめ
非進学校から東大を目指すのは難しいです。
それは中高一貫生と比べて、非進学校の学生がサボってきたからです。
それを一年や二年で補おうとするなど、都合がよすぎます。
しかし、東大へ行きたいということは、誰にでも感じることです。
それだけ魅力のある学校だからです。
何浪してでも、東大に合格すれば勝ち組です。
焦らず、ちょっとずつでも難関高校生に追いつきましょう。
「思考力」「着眼点」これに注意して勉強しましょう。
※私も東大へ行こうと思う。