このサイトを見ている人の多くは、企業に就職するでしょう。
就職に対して不安を感じる人が多いでしょう。
「残業はどのくらいなのかな(残業する人はアホだと思うね!)」
「土日は出勤するのかな」
「給料は?」「有給は?」
色々と考えることがあります。
そこで参考になるのが「求人情報」です。
しかし、
「求人情報にウソが書かれていることがあります!!」
あからさまなウソは詐欺です。しかし、表現をごまかすのは、違法ではありません。
どのような掲載が危険か見ていきましょう!若者が活躍中!!
①若者が活躍中!!
「おっ!自分でも活躍できるじゃん!!」と思うのは間違い。
→翻訳:「離職率が高いので社員の平均年齢が低いです」
②残業時間0時間!!
「残業するのはアホだと思うね!ここにしよう!!」
世の中に定時で帰れる会社はほとんどありません。
→翻訳:「申請している残業は0時間。サービス残業をしていただきます」
③アットホームな職場!!
単なるブラック企業です。
④インセンティブで給料が決まります!!
給料が低くなるという可能性もあることに注意(必ずしもブラックとは限りませんが…)
⑤初任給30万円!!
こういう広告があったら説明会で質問しましょう「ここでいう30万円とは税引き後ですか、前ですか」「残業代や交通費は含まれていませんか」「入社後すぐはできることが少ないと思いますが何に対して30万円も支払うのですか?新入職員に求める能力を教えてください」
※メガりゅう注:基本的にホワイト企業ほど初任給は低いです。それは株主に対して「私たちはしっかりと人件費を削っていますよ」と説明するため。各種手当や昇給でたくさんもらえる仕組みになっている。ブラック企業は人手不足でその余裕がない。
⑥週休2日制
これは「必ず土日は休みです」という意味ではない。
「基本的に土日は休みだけど忙しい時は土日も出勤してもらいます」という意味だ。
毎週土日が休みの会社に勤めたいなら「完全週休2日制」という文字をチェックだ。
※メガりゅう注:「完全週休2日制」の企業はほとんどない
他にも
「1月1日から5日に有給休暇を取得させる」
「正社員として雇用したのにはじめの一定期間は臨時職員扱いとし、研修期間が終了する直前に解雇される」
「『幹部候補生』という役職を付けて採用することで、残業代を支払わない(一般に役職付きの人には残業代は支払わない)」
など、数々の悪質な求人広告が存在します。
では、どうすればいいか。
ひたすら情報開示を求めましょう。
「採用5年以内の離職者数はどのくらいですか」
「御社は残業が少ないことに魅力を感じます。どのような工夫をして残業時間を削減しているのですか?」
「『アットホームな職場』とは具体的にどのような感じですか」
「土日にはどのようなことをしてお過ごしですか」
「求人サイトの口コミに『上司が厳しい』という記載があり気がかりに感じています。それについてどのようにお考えですか」
人事担当者が動揺していたらその会社は危険です。