人生は偶然だ
メガりゅう語録
目次でしょうに
はじめに
1月13日は20歳の人にとって何の日か?たいていの人は「成人式の日」と答えるだろう(一部地域では成人の日よりも前に成人式を行う自治体もある)。
「たいていの人は」と書いた。中には「センター試験の1週間前」と答える人もいるだろう。それは「2浪」の人たちだ。
2浪生のスケジュールを簡単に記載する。
- 1月13日(月):成人式
- 1月18日19日(土日):センター試験
- 1月20日~2月10日ごろまで:大学の定期試験期間(仮面浪人生のみ。各大学により期間は異なる)
2浪生の中でも「仮面浪人かつ2浪」は特に厳しいスケジュールになるでしょうに。(※注釈:仮面浪人…大学に在籍しながら第一志望の大学を再受験すること。2浪以上の人に多い。)
後悔してはならない。人生楽しまなきゃ勿体ないぞ!
「受験勉強があるから成人式は行かない」という選択肢もある。あるいは行ったがあまり人と話さずすぐに帰ってしまうということも可能だ。
もちろん、大学受験はその人の人生を大きく変える。日本は学歴社会だ。どの大学に合格したかは非常に重要である。2浪の場合、もう後がないと考える人が多いだろう。確かにその通りだ。受験は手を抜いてはならない。
しかしながら、成人式は一生に一回だけだ。いくら2浪といえどもこの機会を逃すと取り返しは付かない。だから、成人式は行って思いっきり楽しむべきだと考える。
質疑応答
確かに成人式に行っている間、受験勉強はできない。しかしながら、それはたった一日間の話だ。客観的に考えると、その一日で大学受験の点数が大きく変わるという可能性は少ない。他の受験生(現役生、一浪生)と比べてはるかに長い時間受験勉強を行っている。
むしろ行かないとなると、成人式はどのようなものなのか、友達は元気なのかと、ソワソワして勉強がはかどらないだろう。その感情を受験本番まで引きずるとかえって逆効果となってしまう。受験におけるメンタル保持の一環として考えるのがよい。
確かに後悔するだろう。しかしその後悔は「成人式に行ったから」ではなく「学習方法に問題があったから」後悔するのだと考える。上記でも述べたが、成人式の一日間で合否が左右されるとは考えにくい。そこは覚悟を決めよう。
成人式が行われることは一年前から分かっていたことであり、それも考慮して受験勉強の計画を立てるべきだ。
ある。受験生(特に2浪)は視野が狭くなってしまう。常に机と参考書に向き合っているため、外の世界とのかかわりが減ってしまうからだ。例えば、高卒で就職した人もいれば、中学時代はものすごく頭がよかったのにFランク大学に通っている人もいるだろう。いろいろな「人生」を知ることができる、またとない機会だ。
視野が狭いというのは、受験にとってもマイナスだ。国語においては、心情理解が問われる。国語だけでなく他教科においても思考力は重要だ。
別に問題ないでしょうに。例えば、一浪時代に受かった大学に進学していることにすればいいし、仮に2浪だと告白してもバカにはされないだろう。高卒すらいるのだから。※基本的に証明書を提示しろなどとは言われない。
このように考える人も多いだろう。もし不合格でも留年はしたくない、と。しかし仮面浪人の場合、あくまで大学合格がメインの希望であり、留年したくないというのはあくまでサブの希望だ。定期試験は適当にやろう。もし残留しても、どうせ来年挽回できる。受験や成人式は今しかない。
さいごに
後悔しないことがとにかく重要だ。受験に落ちる後悔、成人式に行かないという後悔、色々ある。20歳ともなれば、もう十分大人だ。どうするのかは、その人が責任を持って判断するべきだ。そして行動に責任を持つ。「成人式に行ったせいで不合格になった」などと言っても、それが虚言だとエリートにはお見通しだ。
残り少ない受験時代、有意義なものになるよう心から祈っている。
まとめ
- 成人式で楽しめるよう、前々から勉強の計画を立てる。
成人式の一日間で合否に影響が出る可能性は低い。
- 成人式中は、成人式を楽しむ。そこで思いっきりリフレッシュし、成人式の後悔をなくす。
成人式の後悔をあとに残さない。
- 成人式が終わったら受験に専念する。仮面浪人生の定期試験勉強はできる限り手を抜く。
あとは受かるだけだ!
One thought on “2浪生の成人式|受験は気にせず楽しもう”